ALISのAMA議事録を読んだ感想

【6/4 21:00~】ALIS AMA議事録

https://alis.to/poncrypt/articles/3PYNzZ4ywwqq

<感想>

ALISのコミュニティ運営について

ALISのAMAのやり取りを見てると、運営チームとユーザーコミュニティの距離が非常に近いと感じた(質問をなんでも受け付けている様子)。このように、運営側とコミュニティが密接に繋がってプロジェクトを成長させていくモデルがこれからの主流になると感じた。

 
ALISが狙うターゲットユーザ層について

現段階でのβ版リリースの検証観点は「三日坊主・初心者でも記事を書き続けられるか」ということに絞っているとのこと。これはどちらかというと大衆受けする記事が増えそうな予感がした。(個人的には、技術ブログのように情報として質の高い記事の評価が高まってほしいが、それは将来的にということらしい。)

 
日本のICO規制の現状

日本の現在のICO規制は、チャレンジを阻止する規制が多く、圧倒的にプロジェクトが少ないという状況とのこと。これは海外から見ると、日本は完全に遅れをとっている状況とのこと

あと別記事で見たのだが、海外のHitBTCという取引所で、日本人の取引が停止にされたらしい。調べてみると、裏で金融庁がはたらきかけていたようだ。(日本はこのような先進的な取り組みに対する規制がよく見られるが、グローバルな市場に対して遅れを取らないかとと少し心配になる。)

参考記事:HitBTCが日本人利用不可になった件と今後について

http://okuri-bit.com/2018/06/03/hitbtc%E3%81%8C%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E5%88%A9%E7%94%A8%E4%B8%8D%E5%8F%AF%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%9F%E4%BB%B6%E3%81%A8%E4%BB%8A%E5%BE%8C/

 
アンバサダーという人達

アンバサダーという人達がいるらしい。調べてみると、「特定の商品に愛情を持ち、自発的にクチコミなどを発信していく人達」といった人達らしい。こういった人達がコミュニティを成長させる原動力の一部になると思った。また、これからの働き方として、気に入った複数のプロジェクトにアンバサダーとして参画し、トークン報酬を受け取りながら収入を得ていく働き方が出てくるかもしれない。(ただ、現状は十分かつ安定した収入が得られる状況では無いと思うので、その点はこれからトークンエコノミーが発展していくかにかかっていると思う。)

 

 

 

OCRYBITさんの記事 (気になった記事だったので読んだ)

https://alis.to/ocrybit/articles/2xANm0jEzLPB

<感想>

ALISのコミュニティ運営の考え方

運営の方々曰く、ALISのプロジェクトはコミュニティのものという考え方らしい。また、このコミュニティという考え方は日本でこそよりうまくいく仕組(皆で同じ目標に向かって協調して進めていくやり方)と感じた。

あと個人的に興味を持ったのが、プロジェクトに最も貢献しているのは当然「創業メンバー達」だと思うが、プロジェクトを進めていくことで、実質的にどの程度の報酬を受け取れるものなのだろうか。おそらく、ICO時の資金調達や、トークンの価値上昇などが該当すると思うが、これはプロジェクトを進める上で創業メンバーのインセンティブになる部分なので、これから理解を深めていきたいと思う。

 

海外メディアからの情報収集

世界最大の仮想通貨メディア「Coindesk」というのがあるらしい(https://www.coindesk.com/)。日本は海外に比べブロックチェーン、仮想通貨の取り組みが遅れていると聞くし、仮想通貨に関しては規制もかかってきているので、こういった海外の情報をいち早くキャッチアップしていくことは日本において強み(差別化)になると考える。最終的にはこういったメディアから情報収集できるまでになりたい。

 
ALISのリーンスタートアップモデルについて

ALISはリーンスタートアップのモデルであるが、既に資金調達が済みトーク保有者(ステークホルダー)が沢山いること、かつある程度安定稼働するβ版をリリース済みであることから、実験的な機能追加(検索機能、コメント機能など)をスピーディに実装していくのが少々難しいのかもしれないと感じた。

ICOではこの資金調達⇒機能実装という流れが一般的だと思うが、このやり方だとステークホルダーの数が増えるため、ユーザの要求が高くなり、実験的な進め方が難しくなる面があると感じる。ここについてはこれから様々なICOの実績が出てくると思うので、フィードバックを参考にして、自分なりのやり方をカスタマイズしていくのが良いと思った。

 

 

以上